奨菊地元柳川で「14勝分」V報告

 大相撲初場所で日本出身力士10年ぶりとなる優勝を果たした大関琴奨菊(32)が26日、出身地の福岡県柳川市の市役所を訪れ、金子健次市長に初優勝を報告した。初場所の白星の数にちなむ14万円をふるさと納税し「(優勝は)つらい時期に支えていただいたおかげ」と感謝した。

 昨年の夏場所から勝利数に応じた納税を始め「(地元が)少しでも元気になれば」と願いを込める。春場所(3月13日初日・エディオンアリーナ大阪)での綱とりに向けては「今までやってきたことを信じてやる」と気合十分だった。

 27日には柳川市で祐未夫人(29)と結婚披露宴に臨む。友人ら約600人が出席予定といい、大関は「私の幸せを分けてあげたい」と、細い目をさらに細めた。

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