全休明け白鵬が稽古再開 慎重な取り口で動き確認

 右足親指などの負傷で先場所を全休した大相撲の横綱白鵬は2日、福岡県篠栗町の宮城野部屋で15番続けて相撲を取り、九州場所(13日初日・福岡国際センター)へ本格的な稽古を再開した。

 白鵬は新入幕の石浦や再十両の山口らを相手に、十分に組み止めてからの慎重な寄りが目立った。全体的に重みが感じられず、押しにあっさり土俵を割るなど11勝4敗。右足首に違和感があるそうで「急に寒くなったから、きょうは思わしくないね」と首をかしげる。風邪気味で、せき込む場面が何度も見られた。

 巡業を除けば、稽古場で相撲を取るのは7月の名古屋場所以来という。

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