良太“巨大化”でレギュラー奪取だ

 レギュラー奪取へ“巨大化”するさ~。阪神の沖縄合同自主トレに参加する28人が26日、神戸空港発の航空便で沖縄入りした。昨季シーズン途中から4番を務めた新井良太内野手(29)は、96キロだった体重を101キロにスケールアップしてキャンプインへ臨み、体重増量で本塁打増を目指す。

 これから始まるサバイバルに向けて目の色を変えた。「本塁打を多く打ちたい。長打が打てるように」。レギュラーを獲得するために、アピールすべき自分のポイントは把握している。そのための基礎はきっちり築いてきた。

 昨季は4番も務め、自己最多の110試合に出場。11本塁打はブラゼルに次ぐ2位。長打率はチームNo.1の・438をマークした。その昨季を超えるべく、オフに肉体改造で鍛え上げてきた。

 シーズン終了後に96キロだった体重は101キロまで増加。「スピードが落ちなければ(体は)大きいにこしたことはない」。脂肪をつけず筋力に変える。本塁打量産型へさらなる肉体改造を敢行する考えを明かした。

 広島のジム「アスリート」で自らをいじめ抜いた。それまで170キロで10回だったスクワットが180キロを10回に更新。ベンチプレスでも90キロで10回が100キロを9回こなせるようになった。「キャンプに入れば、少しやせる。(体重を)落としすぎないようにしていきたい」。金本氏の指導も仰ぎ、確実にパワーアップしている肉体の維持を目指す。

 多くのライバルに打ち勝たなければならない今シーズン。「暖かいところなら、体も動く。しっかり準備していく」。2月1日のキャンプインを待ちきれないとばかりに、良太は心も体も仕上がっている。

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