阪神が沖縄キャンプ1軍&2軍合同検討

 阪神が沖縄県内での1、2軍合同キャンプを目指し、現地で実地調査を進めていることが7日、分かった。現在、ベテラン組が使用している金武町だけでなく、韓国・サムスンがキャンプを張る赤間総合運動公園などを幅広くリサーチ。現在、2軍が使用している安芸で練習を積んでから沖縄入りする“2段キャンプ”も検討されており、チーム強化のため、さまざまな角度から可能性を探る。

 選手を鍛えるハード面の整備へ‐。沖縄での1、2軍合同キャンプを目指す阪神が、現地で実地調査を続けていることが明らかになった。「ずっと前からリサーチは続けています」と球団関係者。現在、ベテラン組が使用している金武町以外でも可能性を探っているという。

 05年から韓国のサムスンがキャンプ地として使用している恩納村の赤間総合運動公園内に、今月から室内練習場がオープン。メーン球場にサブグラウンド、陸上競技場を兼ね備えた抜群のキャンプ施設に生まれ変わった。

 同関係者は「立派な室内ができたことは把握している」とすでにリサーチ済み。今後、宜野座や読谷周辺で新球場が建設される情報もあり「例えば雨の日に1軍が宜野座を使うのであれば残波の室内を2軍が使うこともできる」とさまざまな角度からプランを練っている。

 合同キャンプのメリットは1、2軍の入れ替え、選手の力量把握が容易になる。例えば和田監督が2軍のゲームを視察することも可能だ。さらに中日、ヤクルト、DeNA、日本ハムは2軍も沖縄県内でキャンプを張るため、韓国プロ球団と合わせて対外試合を組みやすいという利点もある。

 一方で阪神球団と安芸市は長年の協力関係もあるだけに、前半は安芸、後半は沖縄という2段階案も検討中。チーム強化のため、ベストの方策を導き出していく。

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