新井、安芸入り「もちろん開幕1軍」

記者の質問に答える阪神・新井貴浩=安芸市営球場(撮影・栗木一考)
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 右肩後方関節唇(しん)損傷から復活を目指す阪神・新井貴浩内野手(36)が18日、伊丹空港から高知入りした。17日に1軍の沖縄・宜野座キャンプを離脱し、一時帰阪していた。19日から2軍・安芸キャンプに参加し、キャンプ打ち上げとなる28日まで当地で再調整を行う。

 高知空港に降り立った新井は、「右肩は問題ないよ。背中の痛みも大きくはない」と淡々。沖縄では初日から右肩のリハビリ調整を続け、13日には背中の張りを訴えて打撃練習も回避した。実戦出場のメドが立たないことから2軍調整となったが、「開幕1軍?もちろん」と主砲の照準にブレはない。

 安芸でも当面は別ニュー調整となる。それでも「自分のやることをやるだけ」と力を込めた。「(調整は)一からじゃないよ。ある程度は動けているし」と、早期の1軍再合流を見据えた。

 新井とともに高知入りした権田トレーナーは、「本隊でのバッティング回りに十分に入れないので、もう少し時間をかけてやろうということ」と説明。「右肩は非常に順調に回復しています」と良化を強調した。

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