福原→久保→安藤→加藤!救援陣0封
「阪神0‐0巨人」(10日、甲子園)
ゼロを並べ続けた。味方の援護を信じ、5人がバトンを落とさなかった。リーグトップの得点力を誇るG打線に1点も許さなかった阪神投手陣。勝利には結びつかなかったが、藤川が抜けた不安を感じさせない内容だ。
八回。スタンリッジの後を受けた福原が2死満塁のピンチを招いたが、村田を力でねじ伏せて中飛に仕留めた。続く九回は守護神・久保が三者凡退。十回、十一回はベテランの安藤が「ゼロで抑えられて良かった。それが仕事なんで」と多彩な変化球を駆使してGの中軸を退けた。
最終回も左腕・加藤が無失点で切り抜け、サヨナラのチャンスを演出し続けた。中西投手コーチは「後ろは勝ちパターンで行った。自分の仕事をしてくれた」と評価。巨人打線を21回連続無失点に封じ、最年長の福原は「何とかつなげていきたい」と第3戦の奮闘を誓っていた。
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