観客動員に4戦連続完封と藤浪効果
阪神の坂井信也オーナー(65)が15日、大阪・野田の電鉄本社での定例報告後、観客動員に“藤浪効果”が現れたことを明かした。「きのう(14日)、おととい(13日)とたくさんの方に入っていただいたけど、当日券がかなり売れているので、そういう効果があるんやと思う」と話した。
9日の巨人戦から始まった4試合連続完封でファンの購買意欲を刺激。さらに14日は藤浪が甲子園で初登板したことで、今季最多の4万5197人の動員につながったようだ。
ただ、前売り券、年間指定席の販売実績は落ちたまま。「どういう原因かは分かっているけど、抜本的な対策はない。チームが強ければ幾分はカバーできると思う」と、16日からの巨人3連戦(東京ドーム)でのチームの奮起に期待していた。