西岡、左膝痛で欠場「監督には感謝」
「阪神1‐5DeNA」(26日、甲子園)
阪神・西岡剛内野手(28)が26日、甲子園で行われたDeNA12回戦を欠場した。
スタメンに西岡の名前がなかった。難敵の藤井に対し、不動のリードオフマンを欠いた事実は痛かった。今季3度目の欠場となった原因は、古傷の左膝痛。試合後、西岡はクラブハウスへ向かう途中で足を止め、その状態を明かした。
「自分は壊れてもいいという気持ちでやっているけど、監督がうまくコントロールしてくれる。チームは負けてしまったけど、監督には感謝したい」。5月上旬に痛めた事実に加え、14日の同カードで自打球を受けた患部は悪化していた。
前半戦最後の巨人3連戦に強行出場し、球宴でも3試合すべてで出場。中1日で後半戦開幕に臨む過酷な日程も影響したとみられる。試合前練習中に和田監督、黒田ヘッドコーチらと協議。打撃練習を回避して懸命の調整を続けたが、首脳陣がストップをかけた形だ。
その存在感が絶大だからこそ、長期離脱だけは避けなければならない。和田監督は29歳の誕生日となる27日の出場について「分からんね。明日になってみないと」と慎重な姿勢を崩さなかった。
現状のメンバーでムードを変え、ワンプレーで流れを変えられる選手は西岡しかいない。「明日はそういう(試合に出る)つもりで。個人的なケガのことで気を使ってもらって申し訳ない」と語った西岡。チームに欠かせない男だけに、その状態が気がかりだ。
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