復調気配の福留ふくらはぎ痛め病院直行
「巨人5‐3阪神」(28日、東京ド)
阪神・福留孝介外野手(36)が28日、巨人(19)戦(東京ドーム)で足を痛めて途中交代となった。六回1死からの第3打席に中前打を放ったが、代走・俊介を送られて交代。試合途中に球場を後にし、東京都内の病院で患部の検査を受けた。
巨人との直接対決に連敗という現実に、追い打ちをかけるようなアクシデントが起きた。七回途中にTシャツ姿でロッカーから出てきた福留が「これから検査?まあ、そうだね」と、言葉少なにタクシーへと乗り込む。トレーナーを伴い、東京都内の病院へ検査に向かった。
福留は今季、5月3日のヤクルト戦(甲子園)で走塁の際に左膝を痛め、同8日に出場選手登録を抹消。同28日に患部のクリーニング手術を受け、長いリハビリ生活を強いられた。8月13日の広島戦(マツダ)で、約3カ月ぶりでの1軍復帰を果たしていた。
試合後、和田監督は「強い張りを訴えたので。手術した箇所?足は足だけど、手術した箇所ではない」と説明。左膝ではないものの、プレー中にふくらはぎを痛めて途中交代となったもようだ。
この日の試合では、2点を追う四回2死一塁から、右翼席へ一時同点とする6号2ランを放ち、8試合連続安打を記録。最近5試合では打率・333と復調気配を見せていた。状態次第で再び離脱となれば、猛虎にとっては、巨人追走の士気をそがれる事態となる。
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