阪神がコン&ザラテ戦力外で大砲獲り
阪神のブルックス・コンラッド内野手(33)、ロバート・ザラテ投手(26)の両外国人が来季の戦力構想から外れ、今季限りで退団することが28日、確実となった。前日27日に東京都内で南信男球団社長(58)ら球団首脳が来季へ向けた編成会議を開き、方針が確認された。
今季加入のコンラッドは出場24試合で打率・175。本塁打、打点はゼロ。3年目のザラテは昨季途中に育成選手から支配下登録されたが、昨年10月からの左肩痛の影響もあり、ここまで1軍通算4試合の登板にとどまっている。球団関係者は「2選手に関しては、今後も(方針が)変わらないだろう」と説明した。
同会議では、来季の新外国人についても候補が絞られた。懸案の抑えは韓国・サムスンの呉昇桓投手が筆頭候補。野手では米国視察を終えた中村GMからの報告を基に一、三塁を守れる大砲候補を軸に、さらに外野手数人をリストアップし、戦力補強を進めていく方針だ。
今季は西岡、福留らの加入で昨季の5位から、ここまで2位と躍進。来季以降の常勝軍団を目指し、今オフも積極的な補強を行っていく。
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