桧山悔い残る空振り三振「借り」返せず
「広島2‐1阪神」(17日、マツダ)
悔いが残った。大竹が投じたボール気味の150キロ外角直球。阪神・桧山のバットは空を切った。自分へのいら立ちと、メッセンジャーを勝たせられなかった悔しさ。試合後も、表情は曇っていた。
「1球目が真っすぐで外した感じだったから、勝負するならチェンジアップだなと。あそこで打たないと」
八回だ。2死三塁の好機から代打で打席に立った。初球は外角に外すような形でボールに。続く2球目、頭にあったチェンジアップを見逃してストライクとなると、3球目の直球で追い込まれて4球目の直球で空振り三振に倒れた。
「メッセの時に連続でね…勝たせたかった」。メッセンジャーが先発していた5日のDeNA戦では、同点の九回1死一、二塁から遊撃併殺打に倒れてチームもサヨナラ負け。「借り」を返すには絶好の機会だっただけに悔やまれた。
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