清水はメッセの“良き妻”完封導いた

 「阪神2‐0ヤクルト」(23日、甲子園)

 決して目立たなくても、やり遂げた仕事は価値あるものだ。懸命のリードでメッセンジャーの3安打完封劇を支え、勝利を導いた。阪神・清水の奮闘が光った。

 「昨日(7点)、おととい(7点)と大量点を取られましたが、守りに入らずに攻めの気持ちでいこうと思いました」

 力強い直球を主体に、効果的にカーブを織り交ぜて緩急をうまく使った。メッセンジャーとはこの試合を含めて4試合連続でのバッテリーとなったが、計31回で許した失点はわずか「1」。右腕の良さを引き出しているからこその結果で、偶然の数字ではない。

 「(メッセは)この前も球数を投げて(150球)、今日も100球以上投げて。一人でも、1回でも(多く)と投げるので、何とか勝ちを付けたかった」と清水。バットでは七回の中前打で2試合連続安打。勝利と共に、次につながる手応えもつかめた。

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