和田監督 大逆転に「いい送り方できた」
「阪神4‐3巨人」(5日、甲子園)
本拠地最終戦。阪神が大逆転で桧山の花道を飾った。苦戦続きだった聖地で、宿敵・巨人を最後に撃破した。4万7046人が見届けたタテジマの勇姿。先へと続く戦いを見据えながら、和田監督が安どの表情をこぼした。
「桧山に対して花を添えられたかな。勝つと負けるでは桧山も気分的に違うだろうし。いい送り方ができたんじゃないか」。22年のタテジマ人生すべてをともにした。どんな時も努力を重ね続けた姿を見てきた。勝利で送り出せたことが何よりもうれしかった。
戦闘態勢も整いつつある。一週間後に迫ったCSファーストステージ。「今年の甲子園では苦戦したけど、こういう試合ができて、次に向かうぞというね」。広島の次に待ち構える最大の敵を一丸で下した。久々に希望の光があふれた。
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