マートン慰留へ 阪神首脳陣が交渉準備
阪神が、今季が契約最終年となるマット・マートン外野手(32)と残留へ向けて交渉する方針であることが6日、明らかになった。今季は開幕直後から4番を務め、昨季5位からの2位躍進に貢献。高額年俸を支払うようなマネーゲームは回避する考えながら、来季への新外国人獲得が長期化する可能性なども考慮し、実績あるマートンの慰留に努める構えだ。
日本一への戦いは、まだ残っている。だが、さらなる猛虎軍団の強化へ球団フロントは積極的な動きを見せている。その中で、阪神打線の中軸として欠かせない4番・マートンの慰留に向けた動きが見え始めた。
球団関係者は「具体的にはCSなどポストシーズンがすべて終わってからになる」とした上で、メッセンジャー、スタンリッジを含めた来季の残留交渉について「もちろん慰留するつもりでいる」という考えを示した。
マートンは今季ここまで、142試合に出場し打率・314、本塁打は自己最多の19本を記録。来日3年目の昨季は打率・260、5本塁打と低迷したが、今季は4月7日の広島戦からは4番に座り、チームの前半戦の快進撃を支えるなど、見事な復活を遂げた。
球団では来季の新外国人候補として、長打力のある打者を中心に獲得を検討。中村GMが2度の渡米でリストアップされた選手を視察していた。さらにはオリックス・李大浩ら、国内で好成績を残す選手も調査。そのため、長打力に欠けるマートンとの契約延長に慎重な意見も出ていた。
だが、オリックス残留が濃厚となった李大浩については獲得を断念。そうした状況下で「一番(のポイント)は、日本の野球への対応力」とするなど、日本球界で実績があるマートンを再評価する声が上がってきた。だが、資金が豊富であっても、許容範囲を超えるマネーゲームに応じるつもりは一切ない。
米球界からのリストアップ選手の獲得について、別の球団関係者が「焦る必要はない。11月まで契約が残る選手もいるので、見極めてから」と、メジャー選手がFAとなる11月以降までずれ込む可能性を示唆した。
よりメジャーでの実績がある大物選手の獲得も視野に入れ、並行してマートンら現有外国人選手の残留交渉も行う方向。その中で「あとは相手との交渉次第」と、実力に見合った条件提示を基本線として戦力整備を進めていくつもりだ。
来季、宿敵巨人を撃破してリーグ優勝を果たすためには、外国人選手の力も不可欠。この先の常勝軍団への礎を築くべく、マートンの残留へ向けた交渉の行方に注目が集まる。
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