能見、ドラ1岩貞に虎のエース道を伝授
阪神・能見篤史投手(34)が30日、ドラフト1位指名の岩貞祐太投手(22)=横浜商大=の弟子入りを歓迎した。同じ左腕であり、岩貞が目標とする選手でもあるだけに「エース道」を惜しみなく伝授する。
「(岩貞に目標にされていることに)そうらしいですね。できることがあれば。でも(具体的には)入ってからですね」
手助けできることがあれば手をさしのべる。指名直後、岩貞は「能見投手に教わりたいことはたくさんある。技術的にもそうだけど、技術以外の面でも学びたい」と話していた。ラブコールに迷うことなく応える考えだ。
「がんばってほしいです。(今は)まだ自分のことがあるので」と能見。前日には日本シリーズの解説を務め、頂上決戦の雰囲気を肌で感じた。さまざまな刺激を受けつつ、まずは自身のトレーニングに集中して、後輩との対面の時を待つ。