川崎を獲得調査!守りの和田野球に合致
阪神が、前米大リーグブルージェイズ・川崎宗則内野手(32)の獲得調査に乗り出すことが4日、分かった。
ブルージェイズは1日に、球団側が選択権を持つ来季100万ドル(約1億円)の契約オプションの破棄を発表。川崎はフリーエージェント選手となり、日米全球団との交渉が可能となっていた。
球団関係者は「頭から獲得を否定することはない。後は、彼がどれぐらいの希望(条件)を描いているかによる」と話し、獲得へ向けての調査を行うことを示唆した。
阪神では不動の遊撃手としてキャプテン・鳥谷が座り、今季もフルイニング出場を果たした。海外FA権を有している鳥谷に対して、球団では来季残留への交渉を続けている。
ただ鳥谷の交渉の結果にかかわらず、内野手の強化はチームとしての懸案事項の1つ。その中で二塁、三塁、遊撃と複数ポジションをこなす守備力、そして高い走力を持つ川崎は、和田監督が掲げる守りの野球にもフィットする存在だ。
川崎に関しては、古巣・ソフトバンクをはじめとした国内球団も獲得に乗り出してくるもよう。今オフは積極的な補強に動いている猛虎。一切の妥協をせずに手を尽くし、9年ぶりVを引き寄せる。