メッセンジャーが2年5億で正式契約
阪神は24日、ランディ・メッセンジャー投手(32)とアメリカのテネシー州ノックスビル市内のホテルで来季の契約を締結したことを発表した。出来高込みの2年総額5億円(推定)での合意で、早くも来季の目標を広報を通じて明かした。
「また阪神に戻ってくることができ、大変興奮しています。今年は優勝ができず、また、プレーオフでも勝てなかったので悔しい思いでいっぱいです。来シーズンはまずローテーションを守り、200イニングを投げられるようしっかりと準備して日本に行きます」
シーズン終了直後はメジャー復帰も視野に入れていたが、正式に残留が決定。今季は奪三振のタイトルを獲得しただけでなく、30試合で12勝8敗、防御率2・89の結果を残して貢献。来季もローテの中心選手だ。
中村GMは「彼は来季、どうしても必要な戦力だった。200イニング近く投げられるような投手はなかなかいない」と期待。阪神の外国人投手ではバッキーとキーオが200イニングを達成しており、来季メッセンジャーが達成すればキーオの89年以来となる。
「来シーズンも応援よろしく」とメッセンジャー。タテジマの一員としてリーグ優勝を目指す。