福留、新助っ人ゴメスの活躍に太鼓判
阪神の福留孝介外野手(36)が5日、新外国人のマウロ・ゴメス内野手(29)の活躍に太鼓判を押した。
今季の阪神打線はチーム本塁打が12球団ワーストの82本。大砲不足に悩まされ続けた。福留はその起爆剤と期待されるゴメスのパンチ力を、すでに目の前で見ていた。
昨年、米大リーグ・ヤンキース傘下3Aスクラントンに所属時に、ゴメスがプレーしていたレッドソックス傘下3Aポータケットと対戦した。
「(体は)でっかいよ。力があるし、いいパワーをしている。間違いなく、俺らよりは飛ばすパワーを持っているよ」
12年に3Aで24本塁打を放ったゴメスが繰り出す豪快なスイング。数多くのメジャーリーガーの“卵”がいるマイナーの中でも目を奪われた。
日本野球に適応する可能性も高そうだ。レッドソックス・田沢にも情報を収集済みで、「一緒にやっていたから話を聞いたら、『真面目な選手ですよ』って。いいやつらしいよ」。外国人選手が日本で成功するために必要な性格面にも問題がないことを強調。新4番として期待される助っ人との対面を心待ちにしていた。