阪神・藤浪晋太郎投手（１９）が７日、鳴尾浜での強化練習に参加。来季へ向けて年末年始も無休トレを敢行する考えを示した。

　初めてプロで１年間を過ごし、迎えたオフ。激闘の疲れを癒やす時間は必要不可欠だ。一方で、次への戦いはすでに始まっている。年末年始の練習予定について藤浪は「体は動かすと思います」と明かし、無休で９年ぶりＶを目指す２０１４年を迎える構えだ。

　今年１月の新人合同自主トレの際にも、休日返上で練習を行い「完全に休むのはよくないと思った」と理由を説明していた。蓄積された疲労を取り除きながら、体に刺激を与え続けるのが藤浪流だ。

　「全体的にレベルアップしないといけないと思う。足りないところだらけなので」と話していた藤浪。年が明け、春季キャンプが始まれば、２年目でのさらなる進化を目標とした新フォームを固める作業に入る。そのための“下地づくり”へ、黄金右腕は年末年始も汗を流す。