バース氏、掛布DCと指導者タッグ熱望
85年に阪神の日本一に貢献したランディ・バース氏(59)が17日、「北野エース六甲道店」で自身がプロデュースするビーフジャーキーのPRサイン会を開催。将来的に阪神の指導者として復帰し、掛布DCとのタッグ結成を熱望した。
史上最強助っ人が自ら切り出した。「カキー(掛布DC)がやっとタイガースで仕事を得ましたね。85年に一緒にプレーしていた人が戻って来られて自分もうれしい」。15日のサイン会のファンとの会話で盟友の現場復帰を知り、自分のことのように喜んだ。
自身の指導者への意欲を問われると「もちろんだ」と即答した。楽天創設時に掛布DCが監督候補に挙がった際、打撃コーチを打診された経緯もあって「カキーは監督とか、上に立つラインにいる人だと思う。監督になることがあれば、私もメンバーに選んでくれることを期待しているよ」。現在は米オクラホマ州の上院議員を務めているが、状況さえ整えば再びタテジマに袖を通す意気込みだ。
4月に甲子園で始球式を行った時には、和田監督から外国人選手への助言を頼まれたという。知名度もインパクトも十分。今後、伝説の助っ人の指導者復帰を待望する声が挙がっても不思議ではない。