“お掃除番長”襲名で一流へ前進や！！阪神のドラフト２位・横田慎太郎外野手（１８）＝鹿児島実＝が９日、和田監督から訓示を受け、虎風荘の掃除などに積極的に取り組み、社会人としても一人前となることを誓った。

　新人合同自主トレ中、視察した指揮官から贈られた言葉が胸に響いた。

　「監督からプロに入っても私生活が大切と言われたので、私生活も大切にしていきたい。野球以外にも寮の生活をきちんとやっていこうと思う」

　寮の自室はもちろん、共用部分や、普段の身だしなみにも注意を払う。周囲の環境を整えることで、野球に集中するつもりだ。

　８日は虎風荘の先輩にあいさつして回った。「いろいろなことを教えてもらおうと思う」と同じ野手で、１学年先輩の北條への“弟子入り”も決めた。

　この日から始まった合同自主トレでは、先輩に圧倒された。「大学生はパワーがあって打球が違う。自分は一番年下なので、元気を出してキャンプまでやっていけるようにしっかり頑張りたい」。ちりも積もれば山となる。横田はコツコツ、地道に一流選手への階段を上る。