ドラ2横田、鹿実時代の過酷トレ告白
阪神のドラフト2位・横田慎太郎外野手(18)=鹿児島実=が13日、高校時代の過酷なトレーニングを明かした。
「朝練のときに、短パンと上半身裸で、ランニング、腹筋、腕立て伏せ、背筋を1時間やっていました」
衝撃の告白にルーキーを取り囲んだ報道陣も思わず耳を疑った。「きつかったですけどこれだけやったという自信になりました」。たとえ地面に氷が張ろうが、冷たい雨が降ろうがお構いなし。月曜以外は毎日、歯を食いしばって苦行に耐えた。
「1年生のときは風邪をひく人もいましたけど、慣れたらひかなくなります」。野球部を引退した昨夏以降も続けてきたという。プロでも取り入れるかと聞かれると「いや…、もういいです」と苦笑い。同校OBの巨人・杉内も経験した鹿児島実伝統の練習で強靱(きょうじん)な精神力を養ったのだ。
横田はプロ初の休日も休まず、鳴尾浜で汗を流した。新人合同自主トレで猛アピールを続ける18歳。高校3年間で手にした忍耐力を武器に、厳しいプロの世界を戦い抜く。