朗報!合流遅れのゴメス10日来日
1月末に誕生した長女が体調不良のため来日が延期されていた、阪神の新外国人マウロ・ゴメス内野手(29=ナショナルズ)が2月10日に来日することが7日、分かった。
まな娘が母国ドミニカ共和国で入院しているため、6日に予定されていたゴメスの来日は見送られた。娘のそばにいたい‐。そんなゴメスの心情を推し量り、球団は来日延期を了承していた。和田監督も「事情が事情だから、なるべく落ち着いた気持ちで来てくれたほうがいい。いつとは言えない」と、キャンプ合流が大幅に遅れる可能性を示唆していたが、この日までに渡航のメドが立ったようだ。
ゴメスの前評判は高いが、日本野球に適応できるかは未知数。4番候補の「調整遅れ」が現実味を帯び、首脳陣が頭をかかえる事態になりかねなかったが、合流の遅れは最小限にとどまった。時差ボケや看病疲れを考慮して体調優先でキャンプに参加するものとみられ、いきなり全開というわけにはいかないが、ベールを脱ぐメドが立ったことは、これ以上ない朗報だ。
実戦解禁日は未定だが、ゴメス本人が希望すれば、2月中旬の練習試合で打席に立つ可能性も十分ある。紆余(うよ)曲折を経て、新助っ人がいよいよ沖縄の地に降り立つ。

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