ドラ5山本ええやん!左中継ぎ争い参入
「阪神春季キャンプ」(7日、宜野座)
阪神のドラフト5位・山本翔也投手(25)=王子=が7日、初めてフリー打撃に登板した。俊介、中谷と右打者2人との対戦で、オール直球の54球で安打性が計6本という結果だった。打者が差し込まれる場面が目立ち、山口投手コーチも高評価。左の中継ぎ争いに十分に割って入れる存在だ。
打者を相手にすれば、ブルペン以上の良さが映し出された。スリークオーターから繰り出される直球に対し、打者が明らかに打ちづらそうにする。あいさつ代わりの54球は、山本の真骨頂。堂々のアピールに、期待値はさらに高まった。
「練習ですし一生懸命投げました。バッターがどういう反応をするか、一球、一球、気にしながら。まったく通用しないというのはないなと」
初めてのフリー打撃登板は、自信を深めるものとなった。俊介には26球を投げて安打性が5本。中谷には28球で安打性1本。手応えは安打性の数だけじゃない。内容にも今後につながるものがあった。
「まっすぐが通用しないと、いい変化球があってもダメ。(今日は)全部まっすぐでも(打者が)ああいう反応だった。差されたりとかがあったので」
すべて直球ながら、右打者2人が差し込まれる場面が目立った。そこに山本は自信を覚え、同時に山口投手コーチも魅力を感じた。そのポイントに関して、同コーチはこう振り返った。
「(球の)出どころが見づらいし、他のピッチャーと出る角度が違う。リリースの時に、体が起きてくる」
ボールをリリースする際、体が沈みこむように少し下がる投手が多い中、山本はそこで少し起き上がるような動きを取る。それが打者の感覚を自然とずらすことができ、持ち味となっている。
まだ打撃投手の段階とは言え、滑り出しは上々だ。山口コーチは「短いイニングなら、かなりハマりそう。楽しみ」と今後への期待を口にした。リリーフとして、1軍に割って入るだけの資格は得ている。まだ勝負は始まったばかりだが、大きな可能性を感じさせるマウンドとなった。
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