ゴメス、焼き鳥店で日本の配球学ぶ
「阪神春季キャンプ」(13日、宜野座)
マウロ・ゴメス内野手が、日本球界に対応するため、マートン、メッセンジャーの両助っ人から配球面のアドバイスを受けていることを明かした。
ゴメスの口から何度も飛び出した「スライダー」という言葉。「日本のピッチャーがどういうふうに投げてくるか」を両助っ人からアドバイスされたという。「パワーヒッターには外の変化球で打ち取りにくる。その前に内角を挟むのか」。休日となった12日は恩納村の焼き鳥店で食事をともにしながらアドバイスをもらった。
もちろん「調子の良いときはどんな球でも打てる」と豪語するが、長いシーズンには必ず波がある。日本の配球を学ぶことで、その波を小さくすることは可能だ。この日は宜野座ドームで打撃練習を行い、鋭い打球を飛ばした。掛布DCも「思ったより柔らかい。癖がない」と評した。
だからこそ「あとは実戦での対応。クリアすべき課題は3つ、4つある」とミスタータイガース。実戦で対応するために、ゴメスは予習を欠かさない。