福留、復活へ好発進!いきなり2の2
「オープン戦、中日4‐2阪神」(23日、北谷)
阪神の福留孝介外野手(36)が、中日とのオープン戦(北谷)で対外試合に初出場した。いきなり2打数2安打を記録し、今キャンプでの振り込みの成果を披露。レギュラーを狙う緒方、伊藤隼ら若手の前で、正右翼手の最有力が貫禄を示した。
懐かしい思い出が脳裏によみがえる。汗と土にまみれた原点の地。「久しぶりに来たなあ」。福留が中日時代の07年以来7年ぶりに帰ってきた北谷球場で、復活へスタートを切った。
15日の紅白戦で初実戦に出場後、足の張りなどで実戦は8日ぶりだった。「打席の中でキャンプでやってきたことが出せるかを確認しながらやった」
二回1死。岡田の初球。直球をファーストスイングで完璧に捉えた。左中間方向へライナーを運んで左前打。「ファウルにならなかったので、まだいい方かな」とうなずいた。
四回無死一塁は若松のチェンジアップに体勢を崩されかけたが、ゴロで一、二塁間を破った。関川打撃コーチは「下半身が粘れている」。打率・198、6本塁打、31打点に終わった昨年との違いを感じ取った。
開幕まで1カ月以上を残しており、結果に一喜一憂する時期ではない。だが、福留は初対戦の2投手からの安打に確かな手応えを感じ取った。
「キャンプでは(バットを)振れる状態をつくるためにやってきた。(対戦が)初めてであろうとバットが出たことをよしとしたい」
6年ぶりに日本球界復帰した13年。左膝手術などがあったとはいえ、野球人生最大の屈辱を味わった。
オフから食事内容を改善し、節酒にも取り組んだ。今キャンプは午前5時に起床して半身浴、ストレッチ。宿舎に戻ると、午後10時には就寝する。キャンプイン以来、一度もテレビはつけていない。野球に集中する体力を維持してきた。
キャンプでは連日の振り込みが目立つが、技術面にも変化を加えた。初めて右手小指をグリップエンドに掛けた打法に挑戦。少しでもバットを長く使えるように、レベルアップを図っている。
初の対外試合後は「安打が出たからよしとするわけではない。自分の中での確認事項がある。少しずつやっていきたい」と慎重だった。ただ、ここまでの過程が間違いではないことは確信した。猛練習で土台をつくり上げた北谷球場で、背番号8は自信を取り戻した。
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