掛布DC、隼太は最後まで1軍争い残る
阪神・掛布雅之DC(58)が3日、西宮神社の必勝祈願に参加した。参拝後、伊藤隼太外野手(24)について「最後まで1軍争いに残る」と確信した。
9年ぶりのV奪回をスーツ姿で祈願した。1、2日の高知2連戦でチルドレンの成長ぶりをチェックしたばかり。
「今成、良太、隼太、森田、緒方は今年の1軍の戦力になる。若手でも区別していい」
沖縄キャンプ後の初実戦で、結果を残した5選手にひと安心。中でも、特に気になったのが伊藤隼だ。
高知2連戦では計3安打。2月のキャンプ中は「10試合の結果を見てやってほしい」と言い続けてきた。2月14日の韓国・サムスン戦から、対外試合8試合は23打数9安打。打率・391と好成績を残している。
期待通り、まな弟子は上昇カーブを描いてきた。「(伊藤隼は)開幕までサバイバルに生き残っていく切符を手にした。最後まで争いに残っていく」と断言した。
4、5日とソフトバンク戦に出場予定。開幕まで残り実戦16試合。ここからが正念場だ。「結果を残すことだけを考える」と決意を口にした背番号51。師匠の言葉を現実のものとするために、立ち止まるわけにはいかない。