藤浪、“鬼門”神宮も気にしない
18日の練習試合・ヤクルト戦(神宮)で先発する阪神・藤浪晋太郎投手(19)が16日、昨季セ・リーグで唯一負け越した相手との今年初対戦に、無心で挑むことを明かした。
昨季の対戦成績は7試合で2勝3敗、防御率3・05。さらに神宮は3試合で3敗を喫した“鬼門”だ。それでも進化を続ける2年目右腕は、ヤクルトを意識する様子もない。「相手はどこであろうと関係ない。自分はしっかり投げるだけなので」と冷静に話した。
甲子園練習では一塁側アルプス席の最上段まで登り、球場全体を見渡してリラックスする姿も見られた。「ここまで去年より落ち着いてできていると思う」。昨年は苦手としたツバメ打線との対戦も藤浪にとっては開幕へのステップにすぎない。