メッセ初星お預け…唯一の天敵に屈した

 「ヤクルト5‐2阪神」(4日、神宮)

 好相性の中に潜んでいた「落とし穴」に、はまった。もちろん、しっかり投げきれていれば…の悔いも残る。「今日は全然良くなかった」。大崩れはしなかったが、6回3失点での敗戦。阪神・メッセンジャーは肩を落とした。

 「甘く入ったボールをミレッジ選手にホームランを打たれてしまい、その投球が今日のすべてだと思います。2アウトを取ってからだっただけにもったいなかったです」

 失点にはいずれも四球が絡んだ。先頭のバレンティンに四球を与えた二回は、1死一、二塁から森岡に中前適時打を許した。さらに五回だ。2死から雄平を四球で歩かすと、続くミレッジには1ボール2ストライクからの6球目の変化球を左翼席に運ばれた。痛恨の2ラン被弾だった。

 昨年、メッセンジャーはヤクルト戦に7試合に投げて5勝0敗。防御率も1・97と相性が良かったが、ミレッジには16打数8安打と打たれていた。チームとしても対戦打率・327という数字を残されている相手だ。

 和田監督も「(ミレッジに)去年もやられている。何か対策を練らないと」と振り返った。改めて感じたミレッジの脅威。右腕だけでなく、チームとしても今後に向けて何らかの一手が必要となる。

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