和田虎、良太右翼の攻撃的オーダー不発

 「交流戦、西武3-2阪神」(14日、西武ド)

 1つの勝利が、明日への勢いにつながらない。勝負手を打って臨むが、乗り越えられない連勝の壁。阪神・和田監督も「ずっと踏ん張りどころだな」と、交流戦に入り毎日のように発しているフレーズを繰り返すしかなかった。

 12日のロッテ戦(QVC)で打撃戦を制し、エース・能見を立てて今季の交流戦初連勝を狙った一戦。指揮官は、新井良を今季初めて右翼で起用した。

 「何とか点を取ろうと。(風の影響がない)ドームでもあったし、勝負には出たけどね。甲子園ではなかなか、こういう布陣が組めない」という攻撃的な布陣で、前回対戦(5月29日・甲子園)で抑えられた左腕・菊池の攻略を試みた。

 だが、新井良は3打数無安打。六回にマートンのソロで同点とするが、その裏に能見が踏ん張りきれず決勝点を与えてしまう。「要所やな。球自体は決して悪くなかったけど。全体的にカウント負けしている」と左腕の投球を悔やみ、「流れが悪かった」と嘆く敗戦で今季交流戦勝ち越しの可能性も消滅した。

 カード初戦を取れずに苦しい戦いは続くが「頭を取れなかったら、2戦目を絶対に取る気持ちでやらないといけない」と和田監督。今季3戦全敗の獅子に一矢を報い、上昇のきっかけとしたい。

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