和田監督、交流戦残り3戦「全部勝つ」

サヨナラ打を放ったマートン迎える和田監督(撮影・田中太一)
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 「交流戦、阪神4‐3日本ハム」(17日、甲子園)

 阪神が延長十二回の激闘を制しての2位浮上。窮地に追い込まれてから奪い取った白星は、苦しんだ交流戦初の連勝となった。体全体から疲労感がにじみ出た和田監督は、打撃陣の粘りに拍手を送った。

 「トリが出た時点で風が吹いたね」。引き分け寸前の延長十二回、2死から鳥谷が選んだ四球。指揮官は勝利への予兆を感じていた。九回、2死から一度はひっくり返された試合の流れがあった。予感通り、新井良がつなぎ、マートンが決めた。

 藤浪の白星を消した呉昇桓の乱調は誤算だったが、引き分けでも交流戦の負け越しが決まる一戦で、猛虎の底力が聖地を最後に沸かせた。「まだ交流戦の借金が3つあるんでね。全部勝つ気持ちで行きます」。サヨナラ勝ちの余勢を駆って、連勝フィニッシュを飾る。

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