和田監督、交流戦残り3戦「全部勝つ」
「交流戦、阪神4‐3日本ハム」(17日、甲子園)
阪神が延長十二回の激闘を制しての2位浮上。窮地に追い込まれてから奪い取った白星は、苦しんだ交流戦初の連勝となった。体全体から疲労感がにじみ出た和田監督は、打撃陣の粘りに拍手を送った。
「トリが出た時点で風が吹いたね」。引き分け寸前の延長十二回、2死から鳥谷が選んだ四球。指揮官は勝利への予兆を感じていた。九回、2死から一度はひっくり返された試合の流れがあった。予感通り、新井良がつなぎ、マートンが決めた。
藤浪の白星を消した呉昇桓の乱調は誤算だったが、引き分けでも交流戦の負け越しが決まる一戦で、猛虎の底力が聖地を最後に沸かせた。「まだ交流戦の借金が3つあるんでね。全部勝つ気持ちで行きます」。サヨナラ勝ちの余勢を駆って、連勝フィニッシュを飾る。
関連ニュース

編集者のオススメ記事
阪神最新ニュース
もっとみる阪神 平田2軍監督がドラ5・佐野を絶賛「見事。もう言うことない」プロ初4安打など記録ずくめ
敗戦の阪神・藤川監督 八回の攻防に言及「ハーン投手にうまくやられたなというところ」
阪神 わずか2安打完封負けで開幕3連勝ならず 門別は五回途中2失点で初黒星
阪神 ドラ1伊原が2回無失点デビュー 味方の拙守をカバー
阪神 ドラフト1位・伊原がプロ初登板で2回無失点 思わぬピンチ招くもモンテロを三振斬り 落ち着き払ったマウンドさばき
阪神 門別は五回途中8安打2失点で降板 プロ初勝利はならずも粘りの投球で試合を壊さず
阪神スタメン プロ初勝利へ高卒3年目・門別が先発
【井川慶氏の眼】阪神・富田の4回交代に見えた藤川監督ならではのマネジメント シーズントータルで計算しているからこそ