大谷に完敗…交流戦負け越しで3位転落

 8回、空振り三振に倒れるゴメス(投手・大谷)=撮影・持木克友
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 「阪神0‐4日本ハム」(18日、甲子園)

 力でねじ伏せられた。和田阪神は、最速160キロを計測した日本ハム・大谷翔平投手(19)の前に、打線が8回1安打11三振で無得点。九回もカーターに抑え込まれて、今季4度目の完封負けを喫した。これで2年ぶり6度目となる交流戦の負け越しが決定。広島にかわされて、一夜にして3位に転落した。

 19歳の怪腕にねじ伏せられた。最速160キロの快速球と切れ味鋭い変化球に快音を響かせられなかった。タテジマを鮮やかに映し出すはずの聖地が、大谷一色に染まった。8回1安打零封。手も足も出ない完敗だ。

 球速を映すオーロラビジョンがどよめきを呼ぶ。しなやかな投球フォームから繰り出される剛球への感嘆と不安の声が入り交じって銀傘に跳ね返った。時を追って、どよめきはざわめきに移り変わった。

 直球一本に的を絞りながら、それでも捉え切れない。六回、2死まで完全投球。18人目の打者となった大和が左前打を放って屈辱は免れたが、本塁はおろか、二塁すら踏めなかった。

 「悔しいけど完敗やな。オープン戦の時とは全然違った。パ・リーグにはいい投手が多いけど、今日はすごいという投球をされてしまった。的を絞ったんだけど、捉え切れなかった」。開口一番、和田監督は潔く完敗を受け止めた。

 恵みの雨にもならなかった。四回表の攻撃直前、降雨で22分の中断を挟んだ。リズム感は多少狂ったはずだった。五回の攻撃前にはベンチ前で円陣を組み、関川打撃コーチが攻略の策を授けた。だが無情にも、局面を切り開く特効薬にはならなかった。

 160キロに沈められた黒星。2試合を残して、交流戦の負け越しが決まった。今季4度目の完封負け。一夜にして3位に転落した。連勝フィニッシュの野望は、無残にも打ち砕かれた。

 「初戦を取れない中で、苦しみながら踏ん張ってきたけどね。波に乗れなかったというか、後手後手になってしまった」。最低でも勝率5割を描いた戦い。11カードで2試合しか奪えなかった初戦。逆の目を呼ぶ元凶になった。

 ただ、交流戦は続く。「あと2試合あるんでしっかりとしたゲームをして、リーグ戦に入っていけるようにしたい」。大谷余波を引きずらず、借金を最小限に食い止める。苦しみの先には、必ず光が待っている。

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