則本を撃て!和田虎エース級攻略する
エースを打ち砕け‐。阪神・和田豊監督(51)が20日、交流戦最終カードとなる楽天戦の初戦で対決する則本撃破に力を込めた。すでに交流戦の負け越しは決定したが、27日からのリーグ戦再開に上げ潮ムードで挑むため、快速右腕を総力を挙げて攻略する。
「打線が相手のエース級を攻略すれば、選手に力がついてくる。エース級が投げた試合を取れると、チームにも力がつくし、流れも勢いも出てくるから、なんとかね」。甲子園での全体練習後、勝利へと向かう絵図を脳裏に描いた。
3日の対戦では、メッセンジャーより早い7回で降板に追い込んだものの、奪った得点は押し出しによる1点のみ。決定的なパンチを欠き、完全攻略とはいかなかった。今度こそ、豪快な右ストレートでKO劇を飾る。
「先行逃げ切りの形に持っていきたい。仮に先行されても、打線の反発力に期待したいね」。上本、緒方の1、2番コンビが塁をにぎわし、鳥谷、ゴメス、マートンの中軸トリオが本塁へと迎え入れるのが理想形だ。
雨天順延の可能性もあることから、藤浪を中継ぎでスタンバイさせることまではしないが、総動員で白星をもぎ取る。首位・巨人との差を詰める2連戦とする。
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