ゴメスで甲子園24イニングぶり得点
「交流戦、阪神1‐5楽天」(22日、甲子園)
虎のゼロ行進に終止符を打つタイムリーに聖地が沸いた。4番のバットが27日から再開するリーグ戦につながる1点をたたきだした。聖地のスコアボードにゼロ以外が点灯したのは24イニングぶり。それでもゴメスは「点が取れたのは良かったけど、勝ちたかったので悔しい」と唇をかむ。
場面は六回だった。1死一、二塁で迎えた第3打席。福山に追い込まれながらもファウルで粘り、甘くなった136キロの変化球を力強くたたいた。打球は勢いよく二遊間を破り、二塁から上本が生還。久々に響き渡った得点時の六甲おろし。だが、序盤に背負った5点のビハインドは、あまりにも重かった。
交流戦を過去最低の勝率で負け越し、3連敗でフィニッシュ。仮にゴメスが打っていなければ、3試合連続完封負けという大きなダメージを背負って4日間の空白日を迎えるところだった。
4番が奮起すれば得点は生まれる、そして勝つ‐。4月がそうであったように、チームの戦い方を再認識できたメリットは大きい。
「良いときもあれば悪いときもある。再開までの4日間で気持ちを切り替えて、1試合、1試合を全力で戦いたい」と力を込めたゴメス。勝率5割から浮上するのか、それとも沈むのか‐。命運は4番のバットにかかっている。
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