岩貞初公式戦3回1失点 3者連続Kも

 3回を1失点に抑えた岩貞(撮影・棚橋慶太)
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 「ウエスタン、阪神1-16中日」(2日、鳴尾浜)

 阪神ドラフト1位・岩貞(横浜商大)が、公式戦に初登板した。宜野座キャンプ中の2月19日、練習試合後に左肘痛を訴えて以来、133日ぶりのマウンド。3回を1失点に抑えて上々の結果を残した。

 約4カ月のブランクを感じさせなかった。初回、2本の安打で失点。「緊張しました」と言いながらも、4番・高橋周を一ゴロ併殺に仕留めると、リズムに乗った。二回1死から福田、ゴメス、三回の宋と3者連続三振斬り。最速142キロ直球からチェンジアップ、スライダーの変化球で2イニングを完璧に抑えた。

 突然の故障にショックも受けた。それでも、地道にリハビリに耐え抜いた。38球を投げ終えて「やってきたことが無駄じゃなかった」と心から思えた。

 中西投手コーチは「あと3、4試合投げさせる」と1軍昇格の判断期間を設定した。順調なら8月中の1軍デビューも見えてくる。「復帰戦とは考えなかった」と語った岩貞。ドラ1左腕は、ようやくプロの一歩を踏み出した。

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