ゴメス“神宮初弾”でロードに弾みを
阪神は3日のDeNA(14)戦が、2試合連続の雨天中止。高校野球開催のため甲子園を離れて長期ロードに出ることとなった。初のロードとなるマウロ・ゴメス内野手(29)は、5日からのヤクルト戦(神宮)での奮起を約束。神宮は打率・435と最も得意としながら、いまだノーアーチ。チームを勢いづける一発を頼むで!!
再加速を狙った5位・DeNA戦は2日連続で雨天中止。5日からは長期ロードが始まる。逆転優勝を目指す上で、ここでの失速はできない。その大切な初戦が5日のヤクルト戦。神宮では無類の勝負強さを見せるゴメスが、チームを勢いづけることを誓った。
「一生懸命やるだけだよ。勝つだけだからね」
今季は神宮の6試合で23打数10安打。4月6日には3安打4打点の大暴れを見せている。ただ、これだけの数字を残しているにもかかわらず、今季17本塁打を放っている主砲が、神宮だけはいまだにノーアーチだ。
心強いデータもある。ここまでゴメスが一発を放てば10勝7敗と勝ち越している。チームはここ5試合は2勝3敗と、8連勝を記録した7月上旬の勢いが失われつつある。狭くて本塁打が出やすい神宮だけに、ゴメスの一発がいつ飛び出してもおかしくない。チームもファンも待ち望んでいるはずだ。
ここ5試合は打率・300。23日の巨人戦で17号を放って以来、一発は生まれていないが、状態が悪いわけではない。
DeNA戦が2日連続で雨天中止となったこの日は、室内練習場でマートンと2人でマシン打撃を行ってフォームを確認。広角に快音を響かせた。7月29日のヤクルト戦は発熱で欠場。日本の夏に苦労していることから、雨天中止はいい休養にもなった。
また、ベンチ入り後は、自身が本塁打を放った後に行うパフォーマンスのコマネチを、DeNA・桑原が三塁ベンチ前で繰り出すと大笑い。雨天中止決定後は、駆けつけたファンに申し訳なさそうな表情でクラブハウスに引き揚げたが、リラックスはできたようだ。
次回、甲子園で戦うのは29日のヤクルト戦。聖地で夏の高校野球選手権が開催されるため、3週間以上も本拠地を離れる。ファンが、優勝を期待する位置で戻ってきたい。そのためにもゴメスのバットに掛かる期待は大きい。
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