マートンと残留交渉へ 条件見極め慎重に

 阪神は30日までに、今季は1年契約を結んでいる来日5年目となるマートンとも、来季残留を前提に交渉を進める方針を固めた。シーズンオフにも、本格的な交渉に入る見通しだ。

 球団幹部は「(ゴメスと合わせ)2人とも残留へ向けて話し合う方針です」と明言。今季は打率・338、12本塁打、70打点と開幕から安定した成績。初の首位打者のタイトルも狙える位置につけ、5番打者として、ゴメスとともに十分な働きを示している。

 ネックとなるのは今季3億5000万円の年俸だ。この活躍で来季も年俸アップが見込まれるため、球団は慎重に交渉を進めていく構え。新外国人選手のリストアップもしているが、まずはマートン残留を最優先に編成を進めていく。

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