早大・有原 阪神がドラ1最有力候補に

 阪神が今秋ドラフトへ向けて、早大の最速156キロ右腕・有原航平投手(22)を1位指名の最有力候補に挙げていることが18日、明らかになった。現在、右肘の故障でリーグ戦登板を回避しているが、月末の早明戦(神宮)を中村GMが直接視察し、最終決定の判断材料とする方針だ。

 17日に都内の選手宿舎で行われた編成会議。その席上でドラフトについても協議が行われた。1位については即戦力投手‐。球団関係者は「来季、先発ローテに入ってくれそうな投手。故障があって数年待つほどの余裕は今のチームにはない」と明かす。

 先発、リリーフともに1軍は高齢化が進んでおり、チーム防御率はリーグ5位の4・03。投手陣の整備が急務な状況だ。ドラフト戦略について、中村GMは「野手に関しては円卓の中で。(上位に)社会人の野手が3人ほどいるけど、全部ピッチャーになるかもしれない」とオール投手の指名になる可能性もある。

 だからこそ気になるのが有原の状態。「右肘の状態がどれくらいか。投げられないようなら別の候補も考えないといけない」と中村GMは言う。済美・安楽、亜大・山崎らも候補に残っているが、まずは即戦力右腕の調査を最優先していく。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス