破竹の４連勝で日本シリーズ進出を決めた阪神が１９日、来季４年目を迎える和田阪神の基本骨格を固めた。

　ヘッドコーチには平田勝男２軍監督（５５）を昇格させる方針をまとめ空席となる２軍監督には、古屋英夫２軍打撃コーチ（５９）が座る。また、吉竹春樹野手総合コーチ（５３）がフロント転出となる見込み。

　これまでに球団側と和田監督の間で来季人事について話し合いが行われ、指揮官は現体制のまま来季に臨むことを希望してきた。だが、球団側はレギュラーシーズンで巨人にリーグ３連覇を許し、勝負どころで失速した経緯から、組閣の見直しは不可欠と判断した。さらに球団側は金本知憲氏の入閣を模索しており、調整を図っていく。