阪神、成瀬獲りピンチ 在京球団を希望
国内フリーエージェント権(FA)を行使することを表明し、他球団への移籍が決定となったロッテ・成瀬善久投手(29)が、在京球団への移籍を強く希望していることが3日、明らかになった。
1日の会見では「お話をいただける球団は、すべてフラットに見ようと思う。どこの場所がいいというのはない」と話していた成瀬。家族も「野球をやるならどこへいても変わらない」と背中を押してくれていた。
しかし、故郷栃木に住む高齢の両親についても考慮し、在京球団への思いが強くなったようだ。成瀬には3年6億円規模の条件に、背番号18の用意を検討した阪神をはじめオリックス、ヤクルトが水面下で調査を行っていた。だが在阪球団の阪神、オリックスは、獲得の道が非常に厳しく、ヤクルトが有力となる可能性が出てきた。