掛布DC効果や!一二三柵越え連発
「阪神秋季キャンプ」(5日、安芸)
阪神・一二三慎太外野手(22)が5日、秋季キャンプのフリー打撃で柵越えを連発した。体幹を意識した打撃フォームに取り組んだが、「感じが良かった」と確かな手応えをつかんだ。
上半身の力みが、全くなかった。「ボールに力が伝わります」。強引さはなく、下半身主導のスイング。66スイング中14本の柵越えが、変化を物語っていた。
改造するきっかけは、掛布DCの言葉だった。前夜、宿宿の掛布DCの部屋での夜間練習で「体幹を意識することを言われました」。結果はすぐに表れた。掛布DCも「俺は手応えを感じてるよ」と納得の表情だ。
「結果がどうであろうと、今は続けていきます」と一二三。努力を積み重ね、実りの秋にしてみせる。