オリックスから国内FA権を行使した金子千尋投手(31)が24日、今オフのポスティングシステムを利用してのメジャー移籍を断念したことを受け、一時は争奪戦からの撤退を決めていた阪神が金子獲得に向けて再出馬する方向性を固めた。
「これで海外移籍はなくなったわけなので、参戦する方針であした(25日)ミーティングを開きます。まだ正式な提示条件も整えてないので、情報を精査しながら進めたいと思います」と球団関係者は話した。
球団サイドは19日に東京都内で金子の代理人と極秘裏に会談し、金子サイドの意向や考え方を聞いていたが、当時は静観の姿勢を取っていたことから、条件提示は行っていなかった。