虎 韓国ナンバー1左腕ら2投手調査へ

 阪神が来オフに向けて、韓国プロ野球・KIA所属の梁(ヤン)ヒョンジョン投手(26)と、SK所属の金広鉉(キム・グァンヒョン)投手(26)の調査を行う方針であることが30日、分かった。共に今オフにポスティングシステムによるメジャー移籍を目指したが、実現せずに残留となったため来シーズンの動向を追っていく。

 梁ヒョンジョンは最速150キロの直球を武器に、今季リーグ2位となる16勝を挙げ、韓国ではナンバーワンの左腕と言われている投手だ。ポスティングの申請をしたものの、11月にKIA側が最高入札額に納得せず、受諾しなかった。

 結果的にKIAに残留となったが、そういった経緯も踏まえて、球団関係者は「日本球界を視野に入れていると聞いている」と話した。実際に、オリックスも今オフ中の獲得調査を行っていただけに、来シーズン後の梁ヒョンジョンの意向も探っていく。

 また、今季13勝を挙げた金広鉉は、北京五輪では日本戦2試合で好投するなど、金メダル獲得に貢献した左腕だ。今オフはポスティングでパドレスと交渉したものの破談に終わった。共に若い左腕ということもあり、来オフに日本球界への移籍を選択肢に入れた時に備えて、シーズン中からチェックしていく方針だ。

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