ドラ2石崎、愛用「アロマ」で快眠だ
阪神の新人5選手が6日、西宮市の球団寮「虎風荘」に入寮した。
「夜の相棒」とともに入寮だ。ドラフト2位・石崎剛投手(24)=新日鉄住金鹿島=は、社会人時代から愛用している「アロマ」を持ち込んだ。ぐっすり快眠して、練習に取り組むつもりだ。
「必需品として持ってきました。リラックス効果がありますね。睡眠時間がよく取れてパフォーマンスも変わったと思います」
アロマを使い始める以前は、登板前夜になると興奮状態に陥り、なかなか眠れなかったという。「1、2時間眠れないこともありました」と悩み、音楽を流すなどいろいろと試した。だが効果は薄かったため、「匂いでいこう」と思いついた。
早速手頃な値段のアロマディフューザー(アロマを発生させる機器)を購入し、ベッド付近に設置。オイルの香りは「独特の匂い」と表現した。その効果はてきめんだ。今では、5分程度で眠りに就くこともある。石崎は愛情たっぷりに「これだけは絶対にないとダメなので。(遠征にも)持っていけます。夜の相棒ですね」と笑みを浮かべた。
8日から新人合同自主トレがスタート。すでに地元・茨城でキャッチボールを再開しており「肩の問題はなかったので、焦らず自分のペースでしっかりやっていきたい」と力を込めた。