石崎は林昌勇級!宜野座Cスタートへ

 阪神のドラフト2位・石崎剛投手(24)=新日鉄住金鹿島=が10日、鳴尾浜での新人合同自主トレで、視察した山口投手コーチからヤクルトで守護神として活躍した林昌勇に例えられた。サイドに近いスリークオーターから最速151キロの直球を繰り出す投球への評価は高く、和田監督は沖縄・宜野座キャンプスタートを示唆した。

 右打者が恐怖を覚える位置からリリースする豪腕は、阪神にいないタイプ。山口投手コーチは林昌勇を引き合いに出した。「投げ方は確かに似ている。タイプはそうやな」。順調に調整を続ける右腕を、08~12年にヤクルトで通算128セーブを挙げた最速160キロ右腕と重ね合わせた。

 石崎は開口一番、「本当ですか?」と高評価に驚きを隠さなかった。痛めた腰への負担を軽減するため、3年前から始めた投球フォームに、さらに自信を深めた様子だった。

 鳴尾浜を訪れた和田監督も“秘密兵器”として期待を込めた。宜野座キャンプ帯同の可能性について「現時点でそういう力はあって獲った投手。順調にいけば」と話した。

 「沖縄に行きたいと思っている」と石崎。例年通りなら、新人合同自主トレ3クール目となる18日ごろからブルペン投球を始める見込みだ。豪腕がベールを脱ぐ日が待ち遠しい。

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