陽川“掛布打法”で三塁定位置奪取や
阪神・陽川尚将内野手(23)が12日、鳴尾浜で自主トレ後、三塁の定位置を奪うため、2月の実戦で猛アピールすることを誓った。宜野座1軍キャンプスタートが濃厚で「自分の結果にこだわってやっていきたい」と闘志を燃やした。
昨秋キャンプで掛布DCから、体の軸を意識した打撃フォームを指導された。「それを維持したい」と意気込む。加えて「(バットの)ヘッドを立てることを意識してやっている」と、さらなるレベルアップにも余念がない。
三塁のポジションは今成、新井らとの競争。球団は陽川と同じ右打ちの前アスレチックス・中島の獲得に失敗しており「チャンスだと思う。チャンスをものにできるようにやっていきたい」と、遮二無二に定位置を奪いにいくつもりだ。
「実戦でどれだけ結果を残して通用するか、アピールしないといけない」と陽川。1軍に生き残るために持ち味の長打力を発揮する。