鳥谷4度目GG賞へ3種の新兵器完成
阪神・鳥谷敬内野手(33)の2015年型のグラブが完成し、すでに自主トレ先の沖縄に届けられていることが17日、分かった。阪神残留も決まり、この新たな相棒で自身3年連続、阪神の遊撃手では歴代最多タイとなる4度目のゴールデングラブ賞を狙う。
今回、久保田運動具店の和田卓也氏が鳥谷に用意したのは3タイプ。そのうち2つは従来と同じ大きさで、もう1つが全体的に5ミリ大きく作られている。従来と同じ大きさの2つに関しては、そのうちの水色のラベルのものが、捕球面が薄く作られているという。
また、5ミリ大きくなっているタイプのものは若干、捕球面にきめ細かな繊維の革が使われている。用意した際には、和田氏に対して鳥谷から「これでゴールデングラブを取ります。サポートお願いします」といった言葉が寄せられたという。
すでに沖縄での自主トレでは、5ミリ大きいタイプも試して使っているもよう。ゴールデングラブは、阪神の遊撃手では平田ヘッドコーチが4年連続で記録した4度の受賞が最高だ。阪神残留となり、その記録に並び、追い越すことが可能に。まずはその一歩。今季はこの相棒と共に戦う。