藤浪 余裕アリ!G007も警戒

 トレーニングボールをレシーブする藤浪
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 「阪神春季キャンプ」(4日、宜野座)

 阪神・藤浪晋太郎投手(20)が、2度目のブルペンに入り、キャンプ最多の70球を投じた。「悪くなかったと思います。真っすぐのコントロールに、バラツキはありましたけど、指のかかりは良かったと思います」。江夏臨時コーチも「この前より良かった」と評価する内容で第1クールを締めくくった。

 ライバルの巨人も警戒を強めた。プロ1年目から見続ける森中スコアラーは「とにかく、いい。周りの視線も気にしていないし、去年、おととしと比べると余裕を感じる」と驚きを隠さなかった。

 昨季巨人戦は2戦2敗だったが、CSファイナルSでは初戦の先発を任され、7回1失点で白星をつかんだ。今季、首脳陣は巨人戦の積極起用を固めており開幕3カード目でぶつかる可能性がある。

 この日は藤浪に加え、メッセンジャー、能見、岩田の「先発4本柱」がブルペン入り。順調な仕上がり具合に森中スコアラーは「4人の中の3人はぶつけてくると思う。優勝する上で勝たないといけない」と力を込めた。先発5、6番手が固まっていない中、4投手の出来が、シーズンのカギを握っている。

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