5番候補の福留いきなり適時二塁打
「阪神春季キャンプ」(9日、宜野座)
阪神・福留がシート打撃で左中間を破る適時二塁打を放った。歳内が投じた初球のストレートに体がきれいに反応。本人も「しっかりと捕まえられた」と納得の表情を浮かべた。
5番を期待されるベテランが初の実戦形式で力を見せた。1死一塁からの第1打席、初球の外角高め直球を逆らわずにはじき返した。打球は勢いよく伸びて左中間を真っ二つ。甘いボールをミスショットせず「反応できたのは良かった。一振りで仕留められたのは良かったんじゃないか」と言う。
全体練習後には居残り特打に飛び入り参加し、206スイングで51本の柵越えをマーク。バットを振り込む中で結果を出し、充実の第2クールを終えた。