ドラ3江越“能見撃ち”で左キラーや
「阪神春季キャンプ」(14日、宜野座)
15日の紅白戦に白組の「1番・中堅」で先発する阪神のドラフト3位・江越大賀外野手(21)=駒大=が14日、紅組先発・能見を攻略して左キラーを印象づけることを誓った。
これまで島本、岩貞、榎田から快音を連発してきた。今度は通算73勝を挙げている左の大黒柱が相手だ。結果を残せば、これ以上ないアピールとなる。江越はトップレベルの投手との初対戦を前に、強い決意を示した。
「上(1軍)でたくさん勝っている投手から打たないと、シーズンでも使ってもらえない。左投手の時に使ってもらえるように印象を残したい」
13日の韓国・サムスンとの練習試合は4安打の大暴れを見せた。「きのうはきのう。挑戦者なので思い切っていきたい」と浮かれた様子はなかった。
フリー打撃では柵越えこそ1本だったが、広角に鋭い打球を打ち分けて好調ぶりを示した。若虎は開幕1軍への生き残りをかけて、大きなアピールチャンスに臨む。